端材から生まれたRiFUKURUの梱包袋

ブランドのこと

RiFUKURUの商品を優しく包んでくれる梱包袋。通販で商品をお届けする上では欠かせない存在です。RiFUKURUではそんな梱包袋も「残りモノにはフクがある」のコンセプトのもと、素材の選定からデザインまでこだわって作っています。

梱包袋について調べてみると、バイオ素材を使った資材、紙資材、竹からできた資材などなどエコな資材はたくさんありました。コストバランスと私たちとの想いと通ずる資材として、今回、私たちは端材プラスチックを使った再生プラスチックの梱包袋を選ぶことにしました。

巷ではバイオ素材が増えてきていますが、再生プラスチックはあまり多くありません。どのようにして再生プラスチックは作られているのか?今回、梱包袋の製造をお願いした株式会社進和化工:追川社長にお聞きしました。

<取材内容>

プラスチックの端材が
集められています。

・端材プラスチックは、ペレットチューブ製造過程において、規定の寸法、厚みになるまでの間に発生するロスや製袋時には製品取り開始までの間及び抜きロス(小判抜き・レジ袋)から出来ています。

・再生プラスチックは、インフレ工場及び製袋工場から排出される端材を材質(LLD・HD)、色(透明・乳白・その他着色物)ごとに仕分けて収集し、リペレットしています。これにより透明・乳白・雑食の3種類に分けて再利用する事が可能となっています。

・バージン素材と再生素材では製造過程が下図にあるように原料の調達、製造工程がカットされます。この工程カットにより二酸化炭素がおおよそ25%に削減されます。また、もし工場から排出される端材を使用せずに焼却処分すると 1kg当り約3.14kg-CO2/kgが発生します。

バージン素材(上部)と再生素材(下部)の製造工程比較

この端材プラスチックの再利用はほぼ創業当時(1978年頃)より行われており、2年ほど前からアパレル向けの資材を企画しているそうです。

世の中的には、脱プラスチックの流れが強いですが、プラスチックが悪いわけではなく、使う人間側の問題であり、プラスチック自体は 生活に利便性を与えている素材でもあります。端材プラスチックから生まれた梱包袋をRiFUKURUは使用し、二酸化炭素削減にも貢献していきたいと考えます。

ここにも残りモノにはフクがありますね。

そして、もう一つの想いである出来るだけ廃棄を減らしたいを実現するために、RiFUKURUはブランドタグやお手紙などを商品に同梱しておりません。私たちは私たちの想いをお客様へのメッセージとしてロゴとともに直接、梱包袋に印刷することにしました。

その梱包袋が先日、私たちの手元に届けられました。

届いた梱包袋

この梱包袋にも私たちの想いがカタチになって表現されています。

私たちのオリジナルの梱包袋も商品購入時の楽しみの一つとしてお届けできたらと思います♪

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