京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト ~京都芸術デザイン専門学校 プロダクト提案会~

京都西陣織プロジェクト

今回は、京都芸術デザイン専門学校:ハンドメイドコースの44名から第一次審査を通過し、前回の中間報告会のアドバイスを経て、プロダクト制作までに進行していたいだ13名:15品のプロダクト完成プレゼンテーションがありましたので、ご報告します。
中間報告会でお聞きした熱い想いがいよいよプロダクトとなって、お披露目される会となりました。デザイン画がいよいよ形になってくるというので、私たちもとても楽しみにしていた会でした。

あらためて、今回のプロジェクトをご紹介となります。
私たちニッセンが京都市、西陣織工業組合様と行う「伝統産業の復興と日本の伝統工芸を未来につなぐ活動」に賛同して頂いた各専門学校の皆さんの新しい視点で伝統産業の魅力や価値を伝え広めるということを目的としたプロジェクトとなっています。
各学校それぞれ、異なる視点からプロジェクトへ参加いただいていますが、京都芸術デザイン専門学校ハンドメイドコースの皆さんは

「お子さんが初めて西陣織に触れるきっかけになる商品」

というテーマで作品を進めていただいています。

残糸という特性上、自分がイメージした色の残糸がなかったり、初めて触る絹の残糸が思いの外、絡まりやすいという特徴に悪戦苦闘したりとプロダクトを作り上げる苦労の声を聞かせていただきました。いろいろな苦労の末、工夫を重ね、プロダクトに仕上げていただいてます。その想いを直接、聞く会となり、とても有意義な提案会でした。

提案会が終了し、ニッセンに学生さんのサンプルが夏休み明けに届きました!

これからいよいよ最終審査会の準備に入っていきます。
どの作品も素晴らしく、想いがこもっていますので、審査は難航の予感ですが、どの作品が選ばれるのか楽しみですね。

また最終審査会の様子をご報告いたします。

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