京甲冑 工房武久

伝統工芸ワークショップ

日本の伝統的な五月人形の製造を生業とする工房 武久さま。
鎧や兜の製作には、木や鉄、真鍮そして、絹糸などのさまざまな異なる材料が使われます。
各々を様々な形状に加工し、完成品によっては数百にも及ぶパーツを組み合わせて、ようやく、鎧、兜が誕生します。
そして、日本の文化には、季節ごとに魔除けとなる邪気を払い、無病息災を願う五節句(人日、じんじつ・上巳、じょうし・端午、たんご・七夕しちせき・重陽、ちょうよう)があります。
その中で、男の子が産まれて初節句のお祝い行事として端午の節句があり、うち飾りで鎧兜を飾る伝統があります。
工房武久様は、日本文化から生み出された鎧兜を飾る伝統を、節句時だけではなく、一人一人の魔除けとなる邪気を払い、無病息災の願いを込めて、日常的に楽しめるようにと取り組みを進めています。
その取り組みの一つがワークショップによる技術体験。

ワークショップはおどしの一部を自分で絹糸の配色を選んで作成していきます。
一手一手と進めていくうちに完成へと向かう体験はとっても、充実感がありますよ。
もともと、おどしは身体をまもってくれる防護具の一部。自分で作り上げたお守りとして身に着けてはいかがでしょうか。

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