サステナブルな生活の知恵 vol.4

日々のこと

今回は身近な存在である段ボールについてです。ネットでの買い物や今の時期なら引越しなどで何かとお世話になる段ボール。その段ボールも使い方次第で、お財布にも環境にも優しくなります。

お財布にも環境にも優しいポイント1

段ボールはたくさんたまってくると、置き場所にも困りますので、ゴミとして処理することになりますが、実は、段ボールは燃えるゴミで処理するのではなく、段ボールの原材料が古紙とパルプで出来ているため、資源ゴミとして処理することができます。2021年度実績では、日本の段ボールリサイクル率は95%以上と高い数値を保っています。その高いリサイクル率を支えているのは、各家庭や企業での分別と古紙回収・製紙・段ボールの3つの業界が一体となって資源循環を支えているの古紙リサイクルシステムが確立されているからです。私たちが段ボールを資源ゴミとして処分することで資源物として活用でき、地球温暖化や森林伐採などの環境破壊の防止につながります実際の回収は自治体によりルールが異なりますし、スーパーなどの商業施設が回収してくれる場合もありますので、確認が必要です。私は近くのスーパーにまとめて持っていくことが多いです。お住いの地域の回収ルールに従って、段ボールをリサイクルして地球環境を守る取組を身近にしていけるといいですね。

参考サイト:https://zendanren.or.jp/3r/followup.html

お財布にも環境にも優しいポイント2

段ボールの使い道はリサイクルだけではありません。リメイクして、小物入れやゴミ箱、ペット用品などに変身して活用されている例をよく耳にします。サイトを検索すると様々な活用例と簡単な作り方の情報が出てきます。その中には災害時にも役立つ活用例もありました。私も子供のおもちゃ入れに活用したことがあります。アイデア次第では段ボールを今までにない使い方をして、よみがえらせることが可能ですので、捨てる前に活用方法に思いを巡らせるのも楽しい時間かもしれません。

お財布にも環境にも優しいポイント3

最近、人気のフリマ。フリマは自分には不用なものを必要な誰かに役立ててもらう素晴らしいシステムですが、保存状態の良い段ボールを使って、フリマ出品の梱包資材として活用するのもアリです。段ボールはリユースも可能なのです。段ボールだけで3R活動ができてしまうので、とても優秀な資材ということがわかりますね。捨てる前に他の用途として活用し、捨てる時には回収して活用。

お財布や環境にやさしいことは続けられる。自分のできること、自分がしていること、大げさにならないサステナブル的な生活の知恵を不定期にお届けする予定です。身近な段ボールの活用、回収も意識していきたいですね。

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