京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト 始動編 西陣織会館にて

2023年度西陣織プロジェクト

2023年5月11日に京都市堀川今出川にある西陣織会館にて、「未来へつなぐ架け橋プロジェクト」キックオフミーティングが開催されました。このプロジェクトは、京都芸術デザイン専門学校:ハンドメイドコース44名とマロニエファッションデザイン専門学校:4名の学生が参加し、京都市と西陣織工業組合の協力のもとに実施されました。

上京区は伝統と文化のまちです。その中心にあるのが、西陣織会館。その中心の地を学びの場としてプロジェクトは始動しました。西陣織は、日本の代表的な織物の一つであり、世界中から愛されています。しかし、伝統的な技術やデザインの継承には課題がありました。そこで、「未来へつなぐ架け橋プロジェクト」は、西陣織の伝統と技術を新しい視点から、現代のデザインと融合させることを目的としています。

西陣織会館館長:大槻様からのレクチャーに耳を傾ける学生

京都芸術デザイン専門学校は京都北白川にある2年制のデザイン専門学校で、今回のプロジェクトに参加していただいた学生はハンドメイドコースの1年生と2年生です。

ひとりひとり違う個性や感性を伸ばすことを大切に、早くから少人数制教育に取り組んでおられるマロニエデザイン専門学校は大阪天神橋エリアにあります。

西陣織会館館長:大槻様と展示室を見学する学生

プロジェクトの参加者たちは、西陣織会館館長:大槻様の説明を聞き、西陣織の歴史や技術を学びました。また、西陣織会館の3階にある史料室や手織や綴れの実演を見学し、自分の目で歴史や技術を確かめていました。ここで得た情報を今後は、自らのアイデアやクリエイティブなスキルを活かしていきます。このプロジェクトでは、伝統的な技術を継承しながらも、現代のニーズやトレンドに合わせた新たな可能性を模索します。また、学生たちが地域の専門家と協力しながら取り組むことで、地域コミュニティとの結びつきを深め、持続可能な文化の発展にも貢献します。

西陣織の端材を確認する学生

このプロジェクトは、西陣織の端材や残糸を提供し、伝統と現代の融合を通じて、西陣織の魅力を若い世代に伝えるだけでなく、新たな可能性を開拓する場でもあります。学生たちは、自身の創造性を発揮し、西陣織の技術と芸術を次世代に引き継ぐための架け橋となっていくことを目指しています。

西陣織の端材について意見を出し合う学生

未来へつなぐ架け橋プロジェクトは、京都の伝統工芸を守りながらも、新たな展望を開く取り組みとして注目されています。学生たちの熱意と才能が融合したこのプロジェクトは、西陣織の未来に向けた希望となることでしょう。

プロジェクト進行内容は、引き続き、お届けいたします。更新をお楽しみに。

文中、敬称略

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